10月から経済産業省のキャッシュレス・ポイント還元事業が始まり、キャッシュレスブームが発生している現在ですが、いままで自分はどんなキャッシュレス生活を送っていたのか振り返ってみようと思います。
私のキャッシュレスの歴史
ポイントカードの時代 (2009年以前)
生まれて初めて作ったカードらしきカードは、ローソンのマイローソンポイントカード。
田舎なのでローソンとサークルKサンクスしかなく、ローソンポイントをコツコツ貯めてお試し引換券に交換したり、懸賞に応募などしていた。友達がローソンの懸賞でiPod Touchが当選してすごく羨ましがっていたことを覚えています(^O^)
サンクスではカルワザクラブカードを300円で購入。Edyが使えるカードで初めてのキャッシュレス。本屋にEdyのチャージャーがあったので、それでチャージして使っていました.しかし,少なすぎる小遣いの中ではチャージする金もない.次第に使わなくなっていきました。
地方銀行の口座を作る (2010年)
生まれてはじめて自分の銀行口座を作りました。
作った口座はネットバンクやゆうちょではなく,地方銀行の銀行口座でした。
この頃は当然のように現金至上主義。
ゆうちょ銀行の口座を作る (2013年1月)
初めて作った地方銀行の口座の通帳は親が管理していました。貯金をするといくらお金を持っているか親にばれるので貯金用の口座としては使えませんでした。そこでこっそり貯金するためにゆうちょ銀行の口座を作りました。
ATMは郵便局のほうが数も多く便利でしたね。
今どき初めての銀行口座はゆうちょ銀行が一番多いのではないでしょうか。理由としては進学、就職で出身県外に出てもそのまま使うことができるからです。ファミリーマートのATMもゆうちょ銀行になりましたね。
第一次キャッシュレスブーム (2014年)
Money Forwardのアカウントを作る (2014年2月)
昔は家計簿として,iPhoneアプリの支出管理を使っていました。
すごく使いやすくてグラフも見やすく愛用していましたが、手動入力の面倒臭さに家計簿をつけるのも疎かになっていました。
そのとき現れたのがMoney Forwardです。 銀行口座などを登録しておけば自動で家計簿をつけてくれる...革命でした。
しかし、半年くらい使わずに放置していました。
ゆうちょダイレクトに登録する (2014年9月)
ついにゆうちょダイレクトに登録します。
Money Forwardは使えるものがなく放置していましたが、ゆうちょダイレクトに登録することでMoney Forwardから利用できるようになります。
この頃からキャッシュレスを意識し始めました。
楽天Edyカードを購入する (2014年9月)
2014年の9月にMoney Forwardが楽天Edyに対応しました。
これまでもカルワザクラブのEdyカードを持っていましたが、ビットワレット時代のカードなので楽天発行のカードを使わないとMoney Forwardに登録できませんでした。
そこで新しく楽天Edyカードを購入しました。
このカードの残念な点は、コスト削減のためかカードが紙製だったことです。やけにペラペラですし、あまり所有欲は満たしてくれませんでしたね。
ジャパンネット銀行の口座を作る (2014年9月)
キャッシュレスに目覚めた私はVISAデビットというものを知りました。
当時は今ほどデビットカードがなく、スルガ銀行かジャパンネット銀行の2択ぐらいだった記憶があります。カードデザインが気に入った私はジャパンネット銀行の口座を開設してデビットカードとして使い始めました。
しかし,ジャパンネット銀行は入出金手数料無料が各1回のみで、それ以上は手数料が必要だったのでそこまで多様はしていませんでした。
(3万以上は無料なので、3万以上用意して3万+入金したい額を入金して3万を引き出せば無料になるテクニックがありましたが、学生の私には3万は大きすぎました。)
VISAデビットをiTunesに登録してアプリの購入などもしていました。
出典:ジャパンネット銀行
iPhoneをおサイフケータイ化したくて以下の記事で紹介しているiPhoneの裏面に貼るカードケースを購入して使用していました。
最初はVISAデビットを使いたかったのでカードの磁気に影響しないように一生懸命磁石が付いていないカードケースを探して使用していました。
しかし、気がついたらVISAデビットではなくEdyを入れるようになっていました。
VISAデビット出すよりEdyのほうが気持ちが楽なんですよね。
第二次キャッシュレスブーム (2016年)
クレジットカードを作れる年齢となり、第二次キャッシュレスブームが訪れます。
三井住友VISAデビュープラスカード 三井住友カードWAONを作る (2016年3月)
ここで初めてクレジットカードを作りました。
三井住友カードを選んだ理由は初めてのカードということで作りやすそうなカードを選びました。学生向けのカードなので審査も通りやすいのではと考えていました。
初めてのクレジットカードでワクワクしていましたが、券面はクラシックカードのほうがかっこいい気がします。
ついでに三井住友カードWAONも発行しました。最初は近くのスーパーがイオン系列なのでよく使っていましたが、waonはMoney Forwardと連携したときに残高がわからないという致命的な欠点があるので徐々にフェードアウトしていきました。
ICOCAを作る (2016年4月)
JR西日本の地域に引っ越したのでICOCAを作りました。
しかし、ICOCAはMoney Forwardに対応しておらず、連携させるためにはSmart ICOCAを作る必要がありました。
私は電車を利用しない環境だったのでSmart ICOCAは結局作りませんでした。
ICOCAのメリットは券面がすごく好き(個人の感想)なところです。シンプルかつ可愛く、所有欲を刺激してくれます。
楽天Edyカードを新しくする (2016年6月)
楽天Edyと楽天ポイントカードが1枚になったカードに切り替えました。
カード2枚を統一することができました。
しかし、その後更に機能が追加された楽天カードを持つようになったので半年程度の短い命でした。
このカード、デザインが少し変わって未だに販売しているみたいです。
ジャパンネット銀行のキャッシュカードをファミマTカード付きに切り替える (2016年9月)
手数料の関係で使わなくなってきたジャパンネット銀行のキャッシュカードをファミマTカードがついたファミマTカード(Visaデビット付キャッシュカード)に切り替えました。
財布の中で眠っていたカードですが、Tカードが付いたことでTポイントカードとして使われるようになってきました。
このカードのメリットとして、ツタヤの1年更新が不要になります。
ツタヤのレンタルの有効期限がキャッシュカードの有効期限となるため、数年間更新不要で利用できます。
ファミペイの開始とともに発行が終了して現在では作ることができないカードになってしまいました。
現在のジャパンネット銀行のキャッシュカードはICチップが付いていますが、この頃はまだ付いていないみたいですね。
Moneytreeに登録する (2016年10月)
Money Forwardと似たような自動家計簿のサービスのMoneytreeに登録しました。
Money Forwardとの違いはまた別記事で紹介したいのですが、Money Forwardと違って資産総額やクレジットカードの負債がわかりやすいという特徴があります。
あくまでサブの家計簿としてすべてを全自動で登録して、手動で登録する財布はMoney Forwardのみという運用をしていました。
楽天ANAマイレージクラブカードを作る (2016年11月)
半年間三井住友カードを利用してクレヒスをためて(不要?)楽天カードを作りました。
三井住友カードも悪くなかったのですが、メインカードにするにはちょっとポイント還元が使いにくいと思っていたので新しく楽天カードを発行しました。楽天ポイントは一番使いやすいポイントだと思っています。
普通の楽天カードではなく、楽天ANAマイレージクラブカードにした理由は1つのカードに「クレジットカード」「楽天Edy」「楽天ポイントカード」「ANAマイレージ」の4つの機能が1枚で済むという理由からです。また、当時は楽天カードの券面が漢字で「楽天」とデザインされており、楽天ANAマイレージクラブカードのみアルファベットRakutenと記載されていたのでこのカードにしました。
国際ブランドは悩みましたが、VISAはすでに三井住友カードで持っているので、JCBにしました。唯一nanacoにクレジットチャージをしたときにポイントが貯まるという理由でしたが、一度もnanacoを作ることはありませんでした。(現在はポイントが付かないみたいです)
このブランドを選んだおかげでPayPayのクレジットカードとして登録できないというデメリットが後々出てきました。
発行以降ANAに搭乗していないのと、ANAマイレージが貯まるコースではなく楽天ポイントが貯まるコースにしていたので、ANAマイレージの恩恵は全く受けていませんが、券面のデザインは気に入っています。
住信SBIネット銀行の口座を作る (2016年11月)
楽天カードを作った同時期に住信SBIネット銀行の口座を開設しました。
ネット銀行はジャパンネット銀行を利用していましたが、入出金手数料が月1回しか無料じゃないので、頻繁に入出金する口座としてはかなり使いにくいです。
住信SBIネット銀行のメリットは別記事で解説しようと思いますが、私の環境ではゆうちょやコンビニのATMで5回出金手数料が無料になることです。
また、目的別口座が使えるので貯金などに有効活用できると考えました。
現在では住信SBIネット銀行の口座をメインバンクにして日々の生活費を引出して使っています。
VISAデビットの機能と、VISAのタッチ決済の機能がありますが使っていません。還元率でクレジットカードに勝てないからです。あくまでオマケです。
第三次キャッシュレスブーム (2017年)
iPhone7 に機種変更をする (2017年5月)
iPhone 5SからiPhone 7に機種変更したことによって革命が起きました。
今までキャッシュレスと言っても財布を使ったり、手帳型のスマホケースにICカードを差し込んだりしておサイフケータイが利用できるAndroidを羨ましく思っていましたが、ついにiPhoneでも電子マネーが利用できるようになりました。
suica、QUICPay、IDに登録する (2017年5月)
iPhone 7にして初めにやることはApple Payの設定です。
まず、SuicaアプリをインストールしてモバイルSuicaを登録しました。
初めてiPhoneで電車に乗ったときは感動しましたね。
次に手持ちのカードをApple Payに登録していきます。
楽天カードを登録するとQUICPay、三井住友カードを登録するとIDが使えるようになるので、新しくカードを増やすことなくApple Payのすべての決済に対応できるようになりました。
コンビニやスーパーの決済ではSuicaに楽天カードからチャージして利用していました。QUICPayと違って予めチャージして利用するので、使用状況を把握しやすいと思ったからです。しかし、Suicaチャージは楽天ポイントがつかないことに気が付き、Suicaは交通の決済にしか使わなくなっていきました。
QUICPayはかなり使いました。コンビニ、スーパー、飲食店など使える店舗が多いため、気軽に使うことができます。
IDはQUICPayが使えないときにのみ使用していました。昔のマクドナルドや、QUICPayが使えない自動販売機などです。
これらの決済手段がクレジットカードと比較して優れている点は、少額決済に使いやすいということです。個人的には小さい店でクレジットカードを出すのは躊躇します。現在は減っている気がしますが、サインや暗証番号を入力する必要がある店舗があるので、気分的に使わないことも多くありました。しかし、QUICPayなどは暗証番号もサインも求められずにタッチのみで終わるので店員さんに嫌な顔されずに済みます。
キャッシュレスブームの間
ブームの間とありますが、別にキャッシュレス決済しなくなったわけではありません。QUICPayやSuicaを日常使いしていました。
LINEPayに登録する (2018年12月)
これ以前はLINEPayの設定は済ませていましたが、銀行口座を登録しておらずまともに使ってはいませんでした。周りの人は個人間送金によく利用しており、まだ始めないのかと催促されていましたが、メリットがないような気がして全然使っていませんでした。
この頃はLINEPayのキャンペーンでブラックサンダーが安く買うことができるキャンペーンなどが利用できるので少しづつ使い始めていましたが、決済手段としては全く使用していませんでした。
PayPayに登録する (2019年1月)
周りの人がビックカメラで家電などをお得に購入していた第一弾100億円あげちゃうキャンペーンが終わった頃にPayPayに登録しました。
決済手段として使うことを全く考えていなかったので、キャンペーンの500円だけもらって2回ファミリーマートで使用して終了していました。
LINEPayもそうですが、PayPayは私のメイン銀行の住信SBIネット銀行に対応していないので使う気になれなかったのです。
メルペイに登録する (2019年4月)
メルペイの面白いところは、バーコード決済だけではなく、iPhoneのApplePayにIDとして登録されることです。Apple Payに登録できるのは面白そうだと感じ、登録しましたが、メルカリなんて半年に1回使えばいいほうなので売上金もなく、またお得さも全く感じていませんでした。
結局セブンイレブンのメルペイのキャンペーンでおにぎり一個を11円で購入しただけで他は全く使用していません。
第四時キャッシュレスブーム (2019年)
PayPayを使い始める (2019年5月)
PayPayもLINEPayもメインバンクの住信SBIネット銀行に対応していないので使う気になれなかったのですが、よく考えたら自分が持っているジャパンネット銀行なら両方とも対応していることに気がつきました。ATMで入金するのが面倒だと思いましたが、よく考えれば住信SBIネット銀行の無料の振込を全く使用していなかったのでこれを使えば簡単にネットから入金できることに気が付きました。
まとまった数万円をジャパンネット銀行に振り込んでPayPayにチャージしました。
PayPayのメリットは小さい商店で使えるところが増えていることです。電子マネーが全く利用できない店舗でもPayPayなら使える店をちょくちょく見かけるようになり、それらの支払いはPayPayで行うようになりました。
PayPayの一番のデメリットはMoney Forwardに対応していないことです。私は財布を含めてすべての入出金をMoney Forwardに集めているのでこれは致命的でした。銀行口座と連携しているので入金の記録はすることができますが、支払い単位の細かい記録が残らないことにかなりの不満があります。
LINEPayを決済で使い始める (2019年5月)
かなり遅めのスタートですが、ついにLINE Payを決済手段として利用し始めました。
コンビニでの決済はQUICPay最強じゃんと思っていましたが、キャンペーンの20%還元の凄さをだんだん理解し、重い腰をあげて使うことをはじめました。
LINE Payで他の決済手段として群を抜いていることは、個人間送金です。現在ではスマホを持っているほとんどの人はLINEを使用しているので、割り勘した代金などを送るには最適でした。
また、PayPayと違い、LINE PayはMoney Forwardに対応しています。これはPayPayと比べてかなりの有利な点です。
楽天Payを使い始める (2019年9月)
アプリだけは前から入れていましたが、全く使用していませんでした。
楽天Payが使えるところは楽天カードやQUICPayが使えるところが多かったので、意味ないじゃんと思っていましたが、そのどちらも使えない店舗に出会いました。スシローです。スシローはクレジットカード決済はできますが、私の楽天カードのJCBに対応しておらず、泣く泣く現金や三井住友カードを利用していました。しかしあるときに楽天Payが使えることに気が付き、楽天Payを利用してみました。
よくよく調べてみると楽天Payは決済のときに0.5%のポイントが付き、楽天カードと合わせて1.5%のポイント還元になります。
10月から始まったキャッシュレス還元事業によってキャンペーンにエントリーすると楽天Payが使える店なら必ず5%の還元になります。
これによって楽天Payも支払手段の1つとして利用し始めました。
最後に
ここまで私のキャッシュレスの歴史を振り返って来ました。なにかの参考になれば幸いです。
結局現在は何を使っているの?と思われることですが、それはまた別記事にしたいと思います。
abrAsusの小さい財布をレビューしました。キャッシュレス時代にふさわしい素晴らしい財布でした。
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