Money Forward MEで店舗名が表示される決済方法まとめ

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マネーフォーワード MEを皆さん使用していますか?キャッシュレスが推進される今の時代、マネーフォーワードとキャッシュレスを組み合わせると家計簿を自動でつけてくれるのでとても便利です。

しかし、マネーフォーワードに対応はしているけど店舗名が表示されない場合があります。マネーフォーワードでは店舗名を元に自動で項目を分類するため、店舗名が記録されない場合は管理が面倒になってしまいます。

そこで、決済方法によってマネーフォーワード上で店舗名が表示されるかどうかを調べました。

店舗名が表示されてほしい理由

なぜマネーフォーワードで店の名前が表示できると嬉しいのでしょうか?

マネーフォーワードでは電子マネーやクレジットカードを連携すると、自動で明細を取得することができます。その明細に店舗名ががあれば自動で項目を分類してくれます。

例えば、iPhoneで楽天カードを連携したQUICPayをローソンで使用した場合は以下のようになります。

左の画像が楽天カードの明細で、右がマネーフォーワードの明細です。

360円の支払いで、ローソンと記録されています。分類も「食費」のうちの「コンビニ」に自動で振り分けられています。

(最初の一回は手動で振り分ける必要があるかもしれません。しかし、一度振り分けるとその後に追加された明細では自動でやってくれます)

この明細がもし、「支払い」とか「物販」としか記録されない場合はどこで使ったのかわからなくなります。ドラッグストアで使用した履歴とコンビニやスーパーで使用した履歴が区別不能になります。

手動で設定することもできますが、電子マネーなどは後から明細が上がってくることが多いので、思い出せない可能性もあります。

まとめ画像

各決済方法を説明する前にまとめ画像を作成しました。
「店舗名が記録される」「店舗名が記録されない」「連携不可能」の3つに大きく分けています。
「店舗名が記録される」のうち「即時記録」は決済を行った後すぐに履歴が確認できるもの、「後日記録」は数日後に確認できるもの、としています。

MoneyForwardで店舗名が記録される決済方法まとめ

店舗名が表示される決済手段

クレジットカード

国際ブランドロゴ

MoneyForward対応のクレジットカードであれば、ほとんどの場合店舗名が記録されていると思います。私は楽天カードと三井住友VISAカードを所有していますが、どちらもしっかりと記録されています。

直接連携:カード次第(有名カードはほぼ可能)
反映時間:後日
店舗名 :記録される

ただし、決済直後には反映されず、店からのオーソリが到達した時点で反映されるため数日のタイムラグがあります。

また、クレジットカードを連携した楽天Payや、PayPayなどもクレジットカードの履歴を経由して店舗名を確認することができます。

クレジットカード明細

デビットカード (銀行によっては可)

デビットカードブランドロゴ

直接連携:銀行次第
反映時間:即時
店舗名 :銀行次第 (記録される or 記録されない)

楽天銀行VISAデビットで試しましたが、決済直後は店舗名が記録されていませんでした。「VISAデビット (決済番号?)」が記録されています。

しかし、数日後に表示が切り替わって表示が決済店舗になっていまいた。

つまり、デビットカードは決済した瞬間に口座残高が減りVISAデビット使用が記録されます。そしてその後クレジットカードと同じくらい遅れて店舗名が反映されます。

上の図は左がVISAデビットで決済した当日の明細で、右が3日後の明細です。同じ記録ですが、更新すると店名が反映されています。後はジャンルを食費などに振り分ければいいわけです。

私が今回試したのは楽天銀行VISAベーシックデビットカードで、楽天ペイ経由PayPay経由そのままカード決済で試しましたが、すべての場合において店舗名が後から反映されていました。

クレジットカードでは反映が遅くて今月使った金額の把握が難しいという問題がありますが、デビットカードではその欠点がなくなっています。

その他デビットカードで店舗名が記録されるかどうかは以下の記事を御覧ください。

LINE Pay

LINEPayロゴ

直接連携:可能
反映時間:即時
店舗名 :記録される
残高  :確認可能

LINE Payもしっかりと記録されます。
LINE Payは直接連携でクレジットカードは使えないので、更新するとすぐに反映されます。
また、残高も確認可能です。

LINE Pay明細

楽天Edy

楽天Edyロゴ

直接連携:可能
反映時間:遅め
店舗名 :記録される
残高  :リアルタイムではないが確認可能

楽天EdyなどのFeliCaを用いた電子マネーはサーバではなく、基本的にカード内に残高情報が保存されます。そのため、利用情報が店舗から楽天に届くまでにタイムラグが生じ、履歴と残高の反映が遅れます。

楽天edy履歴

waon

waonロゴ

直接連携:可能
反映時間:後日
店舗名 :記録される
残高  :確認不可

waonはだいぶ昔に使うのをやめたので当時の記録ですが、ファミリーマートやAEON系列の店だと店舗名が記録されていました。しかし、県名だけの記録もあり店舗によって違う可能性があります。

また、残高は常に0円となります。

nanaco

nanacoロゴ

反映時間:後日
店舗名 :記録される
残高  :確認可能

nanacoは店舗名がしっかりと記録されているみたいです。
作ったロゴのクオリティが低い

au wallet

auwalletロゴ

反映時間:即時?
店舗名 :記録される
残高  :確認可能

最初の明細ではすべて「MasterCard加盟店」となるようです。しかし、時間が経って売上が上がってくると店舗名に更新されるようです。

Money Forwardの明細も更新されるかは分かりませんでした。

Kyash

kyashロゴ

反映時間:即時
店舗名 :記録される
残高  :確認可能

物理カードで使った場合は即時記録でした。
残高も確認できました。

kyash明細

店舗名が表示されない決済手段

モバイルSuica

suicaロゴ

直接連携:可能
反映時間:後日
店舗名 :交通系のみ記録
残高  :確認可能

iPhoneのモバイルSuicaで検証しました。

モバイルSuicaでは交通系(バスや電車)以外はすべて「物販」です。
コンビニで使おうが、ドラッグストアで使おうがすべて物販です。

とても残念ですが、仕方ありません。
コンビニや自販機などで使うことが多いので食費に分類されるようにしています。

suica明細

マネーフォーワードに対応していない決済手段

QUICPay

quicpayロゴ

直接連携:不可
反映時間:紐付けるクレカと同等
店舗名 :紐付けるクレカと同等

QUIC PayはMoney Forwardには対応していませんが、QUICPAYはクレジットカードに紐付いているため、クレジットカードがMoney Forwardに対応していれば問題なく明細に記録されます。

ID

idロゴ

直接連携:不可
反映時間:紐付けるクレカと同等
店舗名 :紐付けるクレカと同等

QUICPayと同様にクレジットカードに紐付いているため、クレジットカードが対応していれば店舗名を記録することができます。

PayPay

paypayロゴ

直接連携:不可
残高  :PayPay残高の確認不可

PayPayはマネーフォーワードに対応していません。
しかし、全くマネーフォーワードで管理できないというわけではありません。

方法1 銀行口座を登録してその銀行をマネーフォーワードに登録

反映時間:チャージやオートチャージしたタイミングで即時記録 (チャージ金額のみ)
店舗名:確認不可

PayPayに登録した銀行口座をマネーフォーワードに登録すれば、出金という形で間接的に管理できます。しかし、チャージ単位のみで、店舗名は分かりません。

paypayチャージ明細

方法2 クレジットカードを登録し、クレジットカードから決済

反映時間:紐付けるクレカ・デビットカードと同等
店舗名 :紐付けるクレカ・デビットカードと同等

PayPayは残高の他にクレジットカードからも決済可能です。そうした場合、クレジットカードの履歴として残ります。こちらの場合はしっかりと店舗名が記録されます。

しかし、クレジットカードの場合、Yahoo! カードでないとPayPayの還元率が下がってしまうという注意点があります。

また、Yahoo!カード以外のJCBのカードは登録できません。

paypay明細

楽天Pay

楽天payロゴ

直接連携:
反映時間:紐付けるクレカ・デビットカードと同等
店舗名 :紐付けるクレカ・デビットカードと同等
残高確認:不可 (楽天キャッシュ)

楽天Pay自体はMoney Forwardに対応していません。

しかし、決済手段は主にクレジットカードなので、クレジットカードが対応していれば店舗名を確認することができます。

楽天ペイ明細

Origami Pay

オリガミペイロゴ

直接連携:不可
反映時間:紐付けるクレカ・デビットカードと同等
店舗名 :紐付けるクレカ・デビットカードと同等
残高確認:不可

Origami PayはMoney Forwardに対応していません。

しかし、PayPayと同様に銀行口座の入金記録や、クレジットカードでの支払い記録によって間接的に管理することはできるようです。

(Origami Payが使えるところ吉野家くらいしか見たことないんだけど・・・)

d払い

d払いロゴ

直接連携:不可
反映時間:紐付けるクレカ・デビットカードと同等
店舗名 :紐付けるクレカ・デビットカードと同等
残高確認:不可

d払いはMoney Forwardに対応していません。

しかし、PayPayと同様に銀行口座の入金記録や、クレジットカードでの支払い記録によって間接的に管理することはできるようです。

メルペイ

メルペイロゴ

直接連携:不可
残高確認:不可

メルペイはMoney Forwardに対応していません。

また、クレジットカードにも対応していないためクレジットカード経由で明細を取得することもできません。

銀行口座からのチャージを銀行の出金として確認することは出来るかもしれません(未確認)

調べていない決済手段

・au PAY
・QUOPAY
・T-Money
・おさいふポンタ
・バンドルカード
・pixiv PAY
・& PAY
・pring
・alipay
・wechat pay
・ゆうちょPAY
・銀行Pay

これらの決済手段は需要が低そうなので調べていません。

まとめ

・クレジットカードは反映が遅いが店舗名記録OK
・交通系 (Suicaなど)を除くFelica方式の電子マネーは店舗名が記録される
・クレジットカードを登録する系のバーコード決済は間接的に対応可能

リアルタイム残高表示、即時反映、直接連携のLINE Payが最強な気がしてきました。
(還元率などを無視してMoney Forward連携のみを考えた場合)

間違っていることや新情報などありましたらコメントで教えていただければ幸いです。

では良きキャッシュレスライフを!

コメント

  1. tt より:

    au pay / d払い が今は店名が表示される即時連携になっています。
    また、kyash支払いの楽天ペイ/kyash支払いのd払い もkyash側の履歴に店名が即時に表示されます。

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